スキマツアーズ【SUKIMA TOURS】

ちょっとした日々のスキマでも、ほんの一歩踏み出すだけでいつもと違う一日になる。そんな気持ちで探してきたちょっとした小旅をつらつらと書いていきます。

太陽の塔の中を見てみたい

太陽の塔といえば岡本太郎芸術は爆発だ!のあの人です。大阪モノレールに乗ると、車窓から太陽の塔の正面が良い感じで見えるのです。いつか行きたいと思っていると行けなくなるので、今日は万博記念公園駅でモノレールを降り、万博記念公園に行ってみた。

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駅を出ると左手にずーっと太陽の塔が視界に入り、否応なくワクワクが盛り上がります。入場ゲートでチケットを購入して門をくぐります。目の前にはドーンと太陽の塔がお待ちいただいてます。塔の正面には広場があるので遮るものはありません。携帯を置いて記念撮影ができる撮影台も用意されているので、おひとり様でも太陽の塔と記念撮影できるのです。広場をまわるように歩いて塔に近づきます。太陽の塔、結構でかいです。

コンクリの汚れや質感は近づかないと感じられない迫力です。見上げると塔の中心部にある「太陽の顔」が迫ります。太陽の塔には四つの顔があるそうで、正面から見ると、塔の頭頂部あたりの金色の仮面のような顔、これが「黄金の顔」。f:id:ystk4114:20230127231839j:imagef:id:ystk4114:20230127231857j:image

 

そして背面には「黒い太陽の顔」があるのです。四つめの顔は外からはみられません。塔の内部、地下にあるというのです。しかも、この四つめの顔は、万博終了後行方不明になり、そのまま発見されることはなかったそうです。2018年に48年ぶりに太陽の塔内部が公開されることになり、それに合わせ復元された「地底の太陽」が第四の顔なのです。

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今回は内部入場の事前予約をしていなかったのですが、空きが有れば当日券もあるのです。

太陽の塔の中には、高さ約41メートルの「生命の樹」がそびえ立ちます。下の方から進化の過程になぞり生物の模型が木にくっついています。一番上にいるのは類人猿でしょうか。万博の時、模型は292体あったそうですが、塔内再公開のために精査したらば、その模型たちは約70体しか残っていなかったそうです。修復したり新たに作り直したりして183体を再生し、公開にこぎつけました。

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塔内上部は撮影禁止となっているため、ここから先の写真はありません。万博公開時には塔内にエスカレーターが設置されていましたが、現在は撤去され階段で上がります。太陽の塔の両手の部分は中から見ると空洞になっており、ここも万博の際には手の先まで行けて、しかも展望台もあったようです。これは行ってみたかった。

 

塔から降りると一階にはミュージアムショップがあり、否が応でも太陽の塔グッズを購入してしまうでしょう。

再び外から塔を眺めます。f:id:ystk4114:20230128105022j:image
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永久保存が決まった太陽の塔、まさしく日本の、いや世界の宝。大事に後世に伝えて欲しいものです。

是非一度は近くでこの塔の凄さを実感してみて下さい。芸術は爆発ですよ!